イギリスの人々の「物を大切にする心」
それは単に長く使うというだけではなく、そこに込められた歴史や思い出をも愛する姿勢にあります。
例えば古い家具や雑貨、そして60年代のクラシックカー。イギリスの方々は、手間をかけて修理しながら次の世代へと受け継いでいきます。その物に刻まれたキズや色あせも「味わい」として誇りに感じ、むしろそれが魅力となっていくのです。
そこには「ただの道具」以上の存在として、家族の記憶や過ごした時間、歴史的背景までも一緒に抱きしめるような温かさがあります。
だからこそ、イギリスで出会うアンティークやクラシックカーには、物以上の輝きを感じてしまいます。物を大切にする心、その奥にある想いを大切にする心に、いつも心を奪われます。