1959年に誕生したミニは、今年で66年。半世紀以上ものあいだ世界中で愛され、今なおその魅力は色あせることなく、多くの人の心をつかみ続けています。
2年に一度の整備を欠かさず、トラブルなく快適に走り続けられるクルマ。それがミニの素晴らしさのひとつです。30年間ミニを愛し続けているHさんも、そんなオーナーのひとり。長く一緒に過ごしているからこそ「これが当たり前」と感じてしまうこともあるそうですが、今回のスペシャルオーバーホールでさらにワクワクが広がる一台に生まれ変わりました。
ただし、いくらオーバーホールをしても、30年前の部品と新しい部品を組み合わせて作り上げるミニ。整備や調整をしていても、乗り方や扱い方ひとつで大きく変わってしまう繊細さがあります。
だからこそ大切なのは、オーナーの心構え。
「大事にする気持ち」「教わった扱い方を守る素直さ」「ミニそのものを好きでいること」――その優しさがミニの本当の輝きを引き出します。
Hさんのように、20年、30年とミニと対話しながら向き合ってきたオーナーには、必ずその喜びと感動が返ってきます。ミニはただの車ではなく、人生をともに歩む“かけがえのない存在”なのです。
「物を大切にする心」が、ミニをもっと輝かせてくれる。
そんな思いを、これからも伝えていきたいです。